運転免許証返納なんて困る!
免許証を返納して車が使いなくなったら、病院や買い物など、どうすればよいのかと困ることがたくさん出てくるので、その場合はどうすれば良いのか?
このような疑問を抱えている人が多いのではないでしょうか。
私も悩んで検討した結果、4月に返納しました(実際の返納手続き体験などについては、後日、プログに記載します。
「親が運転をやめてくれない」 「親が免許返納を嫌がる」とお悩みの方にも参考にして頂けるのではないでしょうか。
その前に、この頃なぜ返納を呼びかける声が大きくなっているのでしょうか。
以前から高齢者の増加で事故が多くなってきておりましたが、最近とくに大きな人身事故が多発していることから、世間の関心度も高くなり、所轄も動いているのです。
そこで運転をやめて困る問題の対策は後述するとして、現状の自分の運転は大丈夫なのか!そんな疑問に答えるべく方法についてから記述して見たいと思います。。
1.自分の運転安全度チェック
車の運転は何歳までが安全なのか、と思う方が居られると思いますが、実は運転には年齢は関係ないと言われております。90才でも安全運転できる人、60才でも危険な人がおります。ではどうやって自己判断をするのか、手本となるものが本屋さんなどに多く発刊されておりますが、ここではその判断基準となる1例を紹介します。
ジャフメイト、2017年4月号に掲載されていた記事を転載しますので参照して、是非チェックしてみて下さい。
2.返納の決断をどのように決めるか
①上記のチェックリストで自分の運転がどのレベルであるか確かめる
まだ、問題がなければ、もうしばらく様子をみるが3ケ月に一回はチェックを怠らな いようにする。
②チェック結果が要注意だったら、まず危険であることを自覚する。
③自分以外の人にも意見を聞き、事故を起こす可能性と、その結果の大変さを考えて、判断する。
3.返納して困ることとその対策
(1)困る事の前に車をなくしたときの経費軽減を認識する
①自動車税
軽自動車 約 7千円~1万円/年
乗用車 約 3万円~5万円/年
②車検 12万円~15万円/3年 約 4万円~5万円/年
③ガソリン代 5万円~15万円/月 約 6万円~18万円/年
④整備費 約 3万円~5万円/年
その他、事故や修理代が発生したときは更に費用がかさみます
以上、①~②の合計で車種にもよりますが 年間約17万円~34万円の費用が生活費から削減されることになります。
(2)買い物や近くの用事に運転していたことは、どう対処するか
徒歩で15~20分位の場合は健康のためにも歩く習慣を身につけることで対処する。
自転車に乗れる人は出来るだけ自転車の利用を考える。
運搬量が多い場合は、近くに身内が居れば事前の了解を取り付けておく。
近所にも訳を話して助けてもらうよう日頃から心がけておく。
(3)距離がある用事の場合はどうするか。
今まで余り使うことが少なかったタクシーをよく利用する。
今まで行ったドライブ旅行などはバスツアーを利用する。
(4)費用面での余裕を充分利用する
前述の経費軽減から考えれば、車がない代わりに増えるいろんな費用、例えば近所やその他に依頼したお礼やタクシー、交通機関の費用などは気軽に利用することを考えましょう。
(まとめ)
以上のような事柄を参考にして、まだ自分は大丈夫だと思い込まず、また運転をやめたら困ることだけを優先せず、事故を起こしたときの重大さを考え決断することをお勧め致します。
最初は不便を感じるとは思いますが、人生の締め括りに嫌な思い出を作るより、子供達に「英断、かっこいい!」と言われて良い思い出を作りましょう。